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ヤソの新カードレビュー『ストリクスヘイヴン』

ヤソのカードレビュー

みなさんこんにちは、八十岡です。

今回は『ストリクスヘイヴン』のカードレビューになります。

ストリクスヘイヴンは魔法学校を舞台としたセットで、過去に出てきた懐かしいプレインズウォーカーたちが生徒や教授として出てきます。
この魔法学校には5つの大学があり、それぞれの大学に対抗色が割り振られています。ただラヴニカにあったオルゾフ、ボロス、シミック、ゴルガリ、イゼットとは、色の組み合わせは同じですがかなり違う特色を持っています。どんな感じか、軽く大学ごとに見ていきましょう。

 

● 大学の特徴

シルバークイル(専攻分野:文学)白黒
いつもはコントロール色の強い白黒ですが、今回は優秀な低マナ粋のクリーチャーが多めで、かなりアグロ寄りです。
マスコットは2/1飛行の墨獣。

墨獣

 

プリズマリ(専攻分野:芸術)青赤
いつも通り呪文がメインなのは変わりませんが、今回は重い派手な呪文がメインになっています。また宝物トークンを出すことで疑似マナ加速ができます。
マスコットは4/4のエレメンタル。

エレメンタル

 

ウィザーブルーム(専攻分野:生物学)緑黒
全体的にシナジーに寄っており、トークン生成&クリーチャー生け贄&ライフ回復が特徴です。単体では弱いカードが多いですが、システムが形成できたときはとても気持ちいいです。
マスコットは1/1の邪魔者。

邪魔者

 

ロアホールド(専攻分野:考古学)赤白
いつもは速攻というイメージの赤白ですが、今回は墓地活用のカードが多く、かなりコントロール寄りです。
マスコットは3/2のスピリット。

スピリット

 

クアンドリクス(専攻分野:数学)緑青
いつも通りマナを伸ばすランプ戦略と、パワーをX倍にするといった数字に関するさまざまな能力が特徴です。
マスコットは0/0のフラクタル。

フラクタル

このような感じで、ギルドの時と方向性が似ている大学もあればまったく違う大学もありますね。
ちなみに皆さんは入学できるとしたらどの大学に行きたいですか? 僕は数字好きなのでクアンドリクスです。逆に芸術はダメダメなのでプリズマリだけはなさそうです。

それでは注目のカードを見ていきましょう。

 

● 『ストリクスヘイヴン』注目カード

象徴学の教授

まずは新メカニズムの「履修」持ちカードから、《象徴学の教授》。1枚で2ターン目、3ターン目のアクションが可能なカードが強いことは「出来事」で証明ずみ。特にサイドボードを使わないBO1ではよく使われるカードになるだろう。

 

 

龍護りの精鋭

かつて「ミラクルグロウ」というデッキがあった。昨今のスタンダード環境では《クウィリーオンのドライアド》ではパワー不足で厳しかったが、《龍護りの精鋭》ならやってくれるのでは? リミテッドで強いカードはスタンダードでも強い!

クウィリーオンのドライアド
※ミラクルグロウ:ごく少ない土地で、軽いピッチスペルなどを打ち続け《クウィリーオンのドライアド》を急成長させるデッキ

 

セッジムーアの魔女

威迫持ちで自分も殴りに行けるトークン生成クリーチャー、《セッジムーアの魔女》。
護法に関しては3点のライフを奪うだけなので、コントロール的なデッキよりアグロデッキで生きる効果。《初子さらい》や《村の儀式》などの軽いスペルがあるラクドスで使ってみたい1枚。

 

引き裂き

《引き裂き》がもしインスタントだったら《致命的な一押し》クラスで歴史を変えるレベルのカードだったので、少し残念。とはいえかなり便利なカードなので、なんだかんだで使われると予想。

 

 

プリズマリの命令

今回5種ある命令サイクルは全体的に地味だが、その中で4つのモードすべてがそこそこ強い《プリズマリの命令》は評価が高い。どの環境でも強いアーティファクトは、いろいろなフォーマットでちらほら使われるかも。

 

騒々しい写本、コーディ

かつて猛威を振るった「続唱」能力を思い出させてくれるレジェンドクリーチャー。見た目や強烈なデメリットからファンカードにも見えるが、1/4という火力では落ちないボディにマナ加速もついているので、かなり可能性を感じる1枚。
序盤はこの《騒々しい写本、コーディ》、後半は《ヴェロマカス・ロアホールド》のようなスペルデッキは作ってみたい。

ヴェロマカス・ロアホールド

 

● ミスティカルアーカイブ枠

 

記憶の欠落 記憶の欠落2

最後に使ったのは多分《サイカトグ》デッキの時なので、かなり懐かしいカードがヒストリックに入ることに。
昔はほかの2マナカウンターが強く、この《記憶の欠落》が特別強かった記憶はあまりないが、カウンターが弱くなった現代では十分に強い。
上に置いたカードを切削できるローグデッキでなら、《対抗呪文》より強いので試してみたい。

 

 

コジレックの審問 コジレックの審問2

個人的には最強の1マナ手札破壊。これによりヒストリックで《思考囲い》と合わせて8枚体制まで行けるので、手札破壊がバンバン飛んでくる可能性あり。

思考囲い

先攻1ターン目に《コジレックの審問》と《思考囲い》、どちらを撃ったほうがいいのかはよく悩むが、まだ答えは出てない(以前、こちら先攻で《コジレックの審問》から先に撃ったら土地5枚+《血編み髪のエルフ》2枚でスカって、次のターンに《思考囲い》撃ったら追加で引かれてた《タルモゴイフ》を落とさないと負けそうだったので、結局《血編み髪のエルフ》2枚が残って負けたことがある)。

 

 

時間のねじれ 時間のねじれ2

ここ数年の「ターンを得る」系カードはだいたいが追放されていたので、回収して使いまわせるのが昔のカードらしくて良い。
《時間のねじれ》の初出は『テンペスト』だが、『テンペスト』は最初にがっつりブースターを買ったセットなので、かなり思い出深い。ただ《時間のねじれ》をきちんと使ったことはそこまでなく、どちらかというと相手に回収スペルや《ブージーアムの輪》でぐるぐるされた苦い思い出が詰まっている。
プレインズウォーカーとも相性がいいので、ヒストリックで猛威を振るいそうだ。

ブージーアムの輪

↑墓地の一番上にあるスペルを再利用できる《ブージーアムの輪》

 

 

今回のカードプレビューはここまでになります。今回はメカニズムが強くて、新デッキを作らせるセットというよりは単体で活躍しそうなカードがちらほらあるといった印象です。
またミスティカルアーカイブという謎のカード群追加によりヒストリックがどうなるのかが楽しみです。ただせっかくなら《対抗呪文》や《暗黒の儀式》も使わせてほしかったですね。

対抗呪文 暗黒の儀式

次はフォーゴトン・レルム探訪(あってるのかな?)こと「ADVENTURES IN THE FORGOTTEN REALMS」でお会いしましょう。

 

ヤソ

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