2015.10.18 Sun Report

【PTBFZ】ドラフトラウンドを終えて山本賢太郎【Day2】

by Team Cygames

山本「うまくいけば3勝できるかと思いましたが、2勝1敗でしたね。」

――デッキそのものには自信があった、ということで、早速デッキを見ましょうか！

151017b1

（注：正しくは平地7枚、沼7枚です。）

――序盤を《城砦化した塁壁/Fortified Rampart(BFZ)》で固めて、《グリフィンの急使/Courier Griffin(BFZ)》で殴る。ライフ回復も多いので《カラストリアの夜警/Kalastria Nightwatch(BFZ)》も飛行を得るタイミングが多いんじゃないでしょうか。

山本「《城砦化した塁壁/Fortified Rampart(BFZ)》はデッキの要ですね。これを単体で超えられるカードは5マナ以上なので、たった2マナで4マナのカードまでは対応できる頼もしいクリーチャーです。
長期戦にもちこめば、2枚入っている《ヴァラクートの発動者/Valakut Invoker(BFZ)》でゲームを終わらせることができます。このカードは本当に過小評価していました。2/3というサイズも頼もしいし、使うほど評価が上がってきましたね。この環境はやっぱり勝ちきれるカードを入れた方がいいですね。
不安な点は相手の強力カードへの対処法が限られているところでしょうか。実際『赤白緑同盟者』相手に除去が足りなくて試合を落としちゃいました。」

――除去をとれるタイミングがどこかにあったのか。あるいは他の選択肢がなかったか？　ピックを振り返ってみましょう！

★山本の主なピック（1パック目）

1-1　《ドラーナの使者/Drana’s Emissary(BFZ)》
1-2　《グール・ドラズの監視者/Guul Draz Overseer(BFZ)》
1-3　《湧き上がる瘴気/Rising Miasma(BFZ)》
1-4　《エメリアへの撤退/Retreat to Emeria(BFZ)》

――白黒最強アンコモンから、ボム（強力レア）という立ち上がり！　ここまではよさそうですね。

山本「《グール・ドラズの監視者/Guul Draz Overseer(BFZ)》はボムとは言えませんね。確かに上陸能力は強いのですが、もともとのサイズが6マナにしては小さくて、決定力に欠けます。もちろん弱いカードではありませんが、もっと強いカードはアンコモンにもたくさんありますよ。今回は色が合っていたし他にとるものもなかったので、順当なピックでしたね。」

――なるほど。確かにこの環境の6マナ以上にはサイズが求められますね。除去も《完全無視/Complete Disregard(BFZ)》や《悪魔の掌握/Demon’s Grasp(BFZ)》など、サイズを選ぶものがほとんどですから。では、続いての2パック目です。

★山本の主なピック(2パック目）

2-1　《巡礼者の目/Pilgrim’s Eye(BFZ)》
2-2　《カラストリアの夜警/Kalastria Nightwatch(BFZ)》
2-3　《血統の解体者/Brood Butcher(BFZ)》
2-4　《精神背信/Transgress the Mind(BFZ)》
2-5　《悪魔の掌握/Demon’s Grasp(BFZ)》
2-6　《破滅の昇華者/Ruin Processor(BFZ)》
2-7　《コジレックの媒介者/Kozilek’s Channeler(BFZ)》
2-8　《城砦化した塁壁/Fortified Rampart(BFZ)》
2-9　《ヴァラクートの発動者/Valakut Invoker(BFZ)》