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【PTAER】覚前輝也/渡辺雄也のドラフト【Day1】

01

続いて、覚前さんと渡辺さんのドラフトについてです。

●覚前輝也の場合

覚前さんはBIG MAGIC所属プロで仲の良い井上徹さんと隣り合ってのドラフト。狙い通り赤をピックして赤白のビートデッキを組み、反省点もありながら2-1することができました。

ピックの流れ

1-1《飲み込む炎/Hungry Flames(AER)》
1-2《財宝の守り手/Treasure Keeper(AER)》
1-3《飛空士の提督/Aeronaut Admiral(AER)》
1-4《大胆な潜入者/Audacious Infiltrator(AER)》
1-5《搾取工区の喧嘩屋/Sweatworks Brawler(AER)》
1-6《鉄装破壊車/Irontread Crusher(AER)》
1-7《暁羽の鷲/Dawnfeather Eagle(AER)》
1-8《精緻会の改革派/Countless Gears Renegade(AER)》
1-9《霊気急襲者/Aether Swooper(AER)》
1-10《霊気急襲者/Aether Swooper(AER)》
1-11《ラスヌーの帆背びれ/Lathnu Sailback(AER)》

2-1《稼働停止/Decommission(AER)》
2-2《霊気追跡者/Aether Chaser(AER)》
2-3《大胆な潜入者/Audacious Infiltrator(AER)》
2-4《チャンドラの革命/Chandra’s Revolution(AER)》
2-5《チャンドラの革命/Chandra’s Revolution(AER)》
2-6《平和歩きの巨像/Peacewalker Colossus(AER)》
2-7《正確な一撃/Precise Strike(AER)》
2-8《最前線の反逆者/Frontline Rebel(AER)》

3-1《改革派の貨物車/Renegade Freighter(KLD)》
3-2《変速の名手/Gearshift Ace(KLD)》
3-3《経験豊富な操縦者/Veteran Motorist(KLD)》
3-4《発明者のゴーグル/Inventor’s Goggles(KLD)》
3-5《変速の名手/Gearshift Ace(KLD)》
3-6《真鍮の災い魔/Brazen Scourge(KLD)》
3-7《速接会のオオトカゲ/Weldfast Monitor(KLD)》
3-8《鼓舞する突撃/Inspired Charge(KLD)》
3-9《博覧会の歓迎者/Herald of the Fair(KLD)》

覚前
とりあえず赤がやりたいと思っていて、1-1は《飲み込む炎/Hungry Flames(AER)》(赤の3点+2点火力)以外はカードが弱かったので、それをピック。1-2ではできるだけ色を決めたくなかったのでアーティファクト(《財宝の守り手/Treasure Keeper(AER)》)です。
僕が赤のコモンでトップ3だと思ってるのが《霊気追跡者/Aether Chaser(AER)》、《チャンドラの革命/Chandra’s Revolution(AER)》、《搾取工区の喧嘩屋/Sweatworks Brawler(AER)》の3枚なんですけど、序盤でこの3枚が1度も見えなかったんで、赤はまずそうだなと。赤以外で1色決めておきたいなと思ってたら、白のトップコモンだと思っている《大胆な潜入者/Audacious Infiltrator(AER)》(アーティファクトにブロックされない白の3/1)が回ってきたので、白は空いてるなということで確定しました。ただ同じパックに白の強いカードが2枚ずつあるような感じだったので、絶対に下とはかぶってたんですけど。
1パック目は赤の流れが悪くて、1-9、1-10で青のトップコモン級の《霊気急襲者/Aether Swooper(AER)》(2マナ1/2トークン作成つき飛行)が一周してきたので、この段階では白青飛行にしようかなと思ってました。
そしたら2-1が、緑と黒にだけ使えるカードがあって、赤も青も何もない。しかたなく《稼働停止/Decommission(AER)》(アーティファクト・エンチャント破壊)を、1枚ならデッキに入るかなと思って取りましたけど、さすがに暴れてまう(笑)。
結局2パック目では青が全然来なくて、《チャンドラの革命/Chandra’s Revolution(AER)》が流れてきたので赤になりました。3パック目で赤が回って来ないのは覚悟してました。

02
覚前さんのデッキ(山8、平地8)

対戦結果

覚前
レアがないながら、まあまあ2-1くらいにまとまったかなという感じで、結果も2-1でした。
1ラウンド目はマイク・フロンに勝ち。緑黒の《造命師の動物記/Lifecrafter’s Bestiary(AER)》が入ってるコントロールっぽいデッキだったんですけど、こっちは2マナ圏からパワー3で行動していくんで相性もそこそこよかったし、相手のほうが土地を大目に引いてたので、わりとすんなり勝てました。
2ラウンド目は《歩行バリスタ/Walking Ballista(AER)》だけで負けました。こっちには2/1とかしかいないんで、カウンターを2個置かれて出されるだけでけっこう負けます。
3ラウンド目は青黒のテゼレットコントロールみたいなデッキでしたけど、ビート対策みたいなカードもあまり入ってなかったので、こっちがビートできました。
あと、《平和歩きの巨像/Peacewalker Colossus(AER)》は取ってみたけど、赤白だと乗るのも大変だし弱すぎました。入れ損。

取材後に渡辺さんが覚前さんのデッキを見て「《稼働停止/Decommission(AER)》は抜きたいね。これは相手に対応するデッキじゃなくてこっちがどんどん殴っていくデッキだから、対処できるかどうかわからないカードは基本的に弱い」といった指摘が入り、サイドと入れ替えたほうがいいカードの候補などもあがっていました。
さらに余談ですが、覚前さんはドラフトラウンド終了後、このデッキさすがにゴミー!となって、なんとゴミ箱にポイ捨てをしていました。スタッフが取材のために声をかけると、慌ててゴミ箱から拾い出していました。そしてその様子を海外選手に笑われるというドジっぷり(笑)。

03
マイク・フロンさんと対戦する覚前さん。

 

 

 

●渡辺雄也の場合

渡辺さんは青白即席デッキを組み、最後は強豪との接戦に惜しくも敗れ2-1となりました。

ちなみに渡辺さんは今年の抱負を「育毛」にしたばかりですが、今日のために髪型を「瀧村和幸さんの左右対称」状態にきっちり戻してきており、海外プレイヤーたちに会うたびに「すごくいいね」と言われていました。渡辺さんが髪型を変えるというニュースを最初に掲載し、実物を見るのをとても楽しみにしていたライターのシム・チャップマンさんに見せるために整えてきたとのことですが、今日はまだ会えていないそうです。

全ピック順とピックの流れ

1パック目

04
1-1《飛行機械による拘束/Thopter Arrest(AER)》
1-2《搾取工区の喧嘩屋/Sweatworks Brawler(AER)》
1-3《精緻会の改革派/Countless Gears Renegade(AER)》
1-4《風友会の強襲者/Wind-Kin Raiders(AER)》
1-5《光に目が眩む/Caught in the Brights(AER)》
1-6《精緻会の改革派/Countless Gears Renegade(AER)》
1-7《バリケード破り/Barricade Breaker(AER)》
1-8《鉄装破壊車/Irontread Crusher(AER)》
1-9《霊気装置の設計図/Servo Schematic(AER)》
1-10《稼働停止/Decommission(AER)》
1-11《改良器具/Implement of Improvement(AER)》
1-12《稼働停止/Decommission(AER)》
1-13《貪欲な侵入者/Ravenous Intruder(AER)》
1-14《島/Island(AER)》

渡辺
1-1はレアが《スラムの巧技/Sram’s Expertise(AER)》で、あとは《飛行機械による拘束/Thopter Arrest(AER)》と《大胆な潜入者/Audacious Infiltrator(AER)》(白の2マナ3/1)くらいしかない弱いパックで、まず白は絶対かぶるなと。その3枚の中だったら、まだタッチで使えるので《飛行機械による拘束/Thopter Arrest(AER)》からスタートしました。ただ、けっこう引く気で取りましたね。白をやる気はない、タッチで使うだけくらいのつもりで。
1-2ではこの《搾取工区の喧嘩屋/Sweatworks Brawler(AER)》と、《暁羽の鷲/Dawnfeather Eagle(AER)》(白の5マナ3/3飛行・全体+1/+1)が流れてきて、白は引き気味だったのと、そもそも白を決めるには早いと思ったので赤いほうにしました。
1-3で、《改革派の結集者/Renegade Rallier(AER)》(白緑の3マナ3/2・紛争で墓地回収)があったんですけど、個人的に白緑という組み合わせはかなりやりたくない。紛争に寄せてもあまり強くないし、3パック目で出る白緑のカードが弱いので。この《精緻会の改革派/Countless Gears Renegade(AER)》(2マナ2/2・紛争でトークン生成)のほうも取りたくはなかったんですけど、紛争したときに《搾取工区の喧嘩屋/Sweatworks Brawler(AER)》を即席できるというのもあるし、この環境は2マナ域がないとほぼ始まらないから2マナは見たら取ろうと思っていたこともあって、こっちになりました。上がルーカス・ブロホン(Hareruya Pros所属のプロツアーチャンピオン)だったんですけど、白をやってほしいんだろうなということもこのへんでわかってきたので。
1-4では《光に目が眩む/Caught in the Brights(AER)》があったんですけど、合宿の記事でも言ったように勝ち筋から先に取ろうということで、この《風友会の強襲者/Wind-Kin Raiders(AER)》(青の4/3即席飛行)を取りました。この段階で、白を切って青赤即席に行こうかなと考えてました。でも、このあと白いカードはどんどん流れてくるわりに赤いカードはまったく流れてこなくて、じゃあ白やるかと。
1-7の《バリケード破り/Barricade Breaker(AER)》は青白の即席系だったらけっこう強いんで取っておいて、1-8は赤白機体になったとき用の受けとして《鉄装破壊車/Irontread Crusher(AER)》を取り、1-9では消えてると思った《霊気装置の設計図/Servo Schematic(AER)》が一周して帰ってきた。それなら赤白か青赤で即席ベースのデッキが目指せるなと思っていたら、ほぼ最後に《貪欲な侵入者/Ravenous Intruder(AER)》(アーティファクト生け贄で+2/+2)が取れたんで、赤白にしようかなと思ったんですよね。
ただ、ここまでほぼ白単でピックできてるので、2パック目でレアを引いたら方向転換しようと思ってました。

2パック目

05
2-1《ピーマの改革派、リシュカー/Rishkar, Peema Renegade(AER)》
2-2《速製職人のスパイ/Quicksmith Spy(AER)》
2-3《光に目が眩む/Caught in the Brights(AER)》
2-4《改革派の地図/Renegade Map(AER)》
2-5《移動駐屯所/Mobile Garrison(AER)》
2-6《飛空士の提督/Aeronaut Admiral(AER)》
2-7《風友会の強襲者/Wind-Kin Raiders(AER)》
2-8《戦利品の魔道士/Trophy Mage(AER)》
2-9《置き去り/Leave in the Dust(AER)》
2-10《置き去り/Leave in the Dust(AER)》
2-11《凍り付け/Ice Over(AER)》
2-12《検査器具/Implement of Examination(AER)》
2-13《否認/Negate(AER)》
2-14《改革派の逃亡/Renegade’s Getaway(AER)》

渡辺
パックを開けたら、《ピーマの改革派、リシュカー/Rishkar, Peema Renegade(AER)》がこんにちは。でも、取りたくはなかったんですよ。緑の流れが悪かったから絶対に上のルーカスが緑をやってると思っていて、《怒れる巨人/Enraged Giant(AER)》(赤の6マナ4/4速攻トランプル)とどっちにするかめちゃくちゃ悩んだ末、『ルーカスにはやらん!』ということで《ピーマの改革派、リシュカー/Rishkar, Peema Renegade(AER)》を取りました。僕が緑を取れてないということは下も取れてないはずなので、返しの緑の流れがいいかもしれないということで、ここで緑に切り込みました。
2-2は爆弾レアの《速製職人のスパイ/Quicksmith Spy(AER)》。僕、この段階で下が白緑かな?と思ったんですよ。緑白マルチの《改革派の結集者/Renegade Rallier(AER)》を、ここまでにすでに2枚流しているので、下はそれを取って2色とも決まってしまってるからこの《速製職人のスパイ/Quicksmith Spy(AER)》が取れなかったのかなと。それならやっぱり緑はやめて、青白にしようかなと考え直しました。《速製職人のスパイ/Quicksmith Spy(AER)》と《風友会の強襲者/Wind-Kin Raiders(AER)》は勝つカードな一方、《ピーマの改革派、リシュカー/Rishkar, Peema Renegade(AER)》は強いけど勝つカードではないので、勝つカードが多く取れてる色のほうが、最終的なデッキの期待値は高いだろうと。
2-4で、白緑の《改革派の結集者/Renegade Rallier(AER)》がもう1枚来たんですよ。『どういうこと!?』と思ったけど、さすがにもう取れない。結局白緑は誰もやってなかったんでしょうね。1パック目で紛争のカードが2枚取れてたのと、即席用のアーティファクトもほしいということで、この《改革派の地図/Renegade Map(AER)》を取ってマナベースを強化して、赤白タッチ青にして《速製職人のスパイ/Quicksmith Spy(AER)》をタッチで使うことも視野に入れました。
2-7で《風友会の強襲者/Wind-Kin Raiders(AER)》が来たので青を確定しました。紛争してアーティファクトを出して、即席でがんばるという勝ち筋がだいたい決まったので、あとは軽いアーティファクトと相手にさわれるカードをちょっと取ろうかなという考えでした。
そしたら《戦利品の魔道士/Trophy Mage(AER)》が来て、2-11と2-12に《検査器具/Implement of Examination(AER)》が戻ってきそうだというのを覚えていたので、どっちか1枚は確保できるだろうということで取りました。
2-9で一周してきた《置き去り/Leave in the Dust(AER)》が取れて、これはかなり青が空いてるなと。
2-11で《検査器具/Implement of Examination(AER)》の1枚目が帰ってきたときに《凍り付け/Ice Over(AER)》があって、こっちのほうが緑系のデッキに当たったときのサイドボードとして欲しいなと。次のパックで2枚目がどうせ来るだろうと思ったら実際帰ってきました。

3パック目

06
3-1《巧みな交渉術/Shrewd Negotiation(KLD)》
3-2《理論霊気学者/Aether Theorist(KLD)》
3-3《発明者のゴーグル/Inventor’s Goggles(KLD)》
3-4《ダッカラの孔雀/Dukhara Peafowl(KLD)》
3-5《格納庫の整備士/Aviary Mechanic(KLD)》
3-6《領事府の空船口/Consulate Skygate(KLD)》
3-7《試験飛行士/Experimental Aviator(KLD)》
3-8《上天の貿易風/AEther Tradewinds(KLD)》
3-9《速接会の翼鍛冶/Weldfast Wingsmith(KLD)》
3-10《風のドレイク/Wind Drake(KLD)》
3-11《人工物への興味/Appetite for the Unnatural(KLD)》
3-12《軽業の妙技/Acrobatic Maneuver(KLD)》
3-13《鼓舞する突撃/Inspired Charge(KLD)》
3-14《巨人の光景/Giant Spectacle(KLD)》

渡辺
3パック目では軽いアーティファクトが欲しい、特に《発明者のゴーグル/Inventor’s Goggles(KLD)》は見たら取ろうと思って始めました。工匠もまあまあいるし。
3-1で、《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance(KLD)》を引きましたけど、もう赤はできないので静かに流しながら《巧みな交渉術/Shrewd Negotiation(KLD)》を取りました。
2マナ域の壁が欲しかったので3-2で《理論霊気学者/Aether Theorist(KLD)》を取って、3-3で一番ほしかった《発明者のゴーグル/Inventor’s Goggles(KLD)》が来て、あとは流れでアーティファクトや紛争と相性がいいものを取って行ってます。
3-7の《試験飛行士/Experimental Aviator(KLD)》(5マナ0/3・1/1飛行トークン2体生成)は、前の環境に比べてすごい点数が上がったイメージなんですよ。前は弱かったんですけど、この環境は飛行クロックが強いので、飛行機械2体が即席のためのアーティファクト補助になりつつ、けっこう勝ちにつながるんですよ。相手のパワー2も止められるし、いいカードになりました。
青が空いていたのでそこそこうまくいって、最後の《軽業の妙技/Acrobatic Maneuver(KLD)》は上のルーカスが優しくしてくれて帰ってきて、デッキが完成しました。
ただ、3パック目の中盤くらいで、《パンハモニコン/Panharmonicon(KLD)》が流れてきたんですよ。もし白緑を取って《改革派の結集者/Renegade Rallier(AER)》を3枚集めてたら、それと組み合わせてすごい楽しいデッキになってただろうなと(笑)。まあでも、1-3から白緑に切り込むほど心が強くなかったので。

07
渡辺さんのデッキ(島8、平地8)

対戦結果

渡辺
組み上げた時はまあ2-1くらい、緑系にはちよっと強くて赤系にはちょっと厳しいという印象でした。
1ラウンド目は赤緑の、プロツアーが初めての人相手に勝ち。メングッチ君(イタリアのAndrea Mengucci)の知り合いだったみたいで、対戦後にメングッチ君が『こいつはファーストプロツアーなのに、なんで1ラウンド目に殿堂プレイヤーと当たるんだよ、アンフェアだ!』って言ってきて、『俺のせいじゃないよ』と(笑)。
2ラウンド目は黒緑に勝ち。《造命物騎兵/Lifecraft Cavalry(AER)》(5マナ4/4・紛争で6/6)とかのデカブツ1体で頑張るタイプのデッキだったんで、《光に目が眩む/Caught in the Brights(AER)》とかがたくさん入っている僕のデッキは相性がよかったです。
3ラウンド目は青緑のルーカス(Lukas Blohon)との対決で、1ゲーム目の最後は飛行クリーチャーさえ出てこなければ勝てるっていうところで《霊気圏の収集艇/Aethersphere Harvester(AER)》が出てきて1枚差で負け。2ゲーム目は1枚差で勝ち、3ゲーム目は1枚差で負けという超接戦でした。まあ3ゲーム目はルーカスのサイドプランがうまくて、僕のデッキにけっこう《光に目が眩む/Caught in the Brights(AER)》とかが入っているのを見て、《逆説的な結果/Paradoxical Outcome(KLD)》(4マナ青インスタント・パーマネントを戻してその分ドロー)をサイドインしてきてエンチャントを外されて、「くそー、匠の技が来やがったな」と思いましたね(笑)。
振り返ってみると、デッキは正直ちょっと微妙かなと思ったけど、サイド用のカードをたくさん取れて、サイドを何枚も入れ替えることができたのがよかったですね。やっぱりドラフトってサイドボードを強く組むのが大事なゲームなので。

08
サイドボード用のめぼしいカード群

09
2ラウンド目の渡辺さんの対戦

ところで、今回からドラフトのパックとパックの間で取ったカードを確認する時間が今までの倍に伸び、1パック目終了後60秒、2パック目終了後90秒になりました。
これについて、「だいぶ変わりましたか?」と皆さんに聞いてみたところ、おおむね「今までが短すぎたのでちょうどよくなった」という、歓迎する方向での感想でした。また渡辺さんは、「1パック目の確認はまだ方向性が固まっていないこともあってそんなに考えることは多くないけど、2パック目の確認はこれからどういう方向に進みたいか、何が足りないかなど考えることが多いので、50秒と100秒くらいでもいい」とのことです。

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