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日本選手権2017レポート(前編)

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9月9日(土)~10日(日)に静岡で開催された日本選手権2017(フォーマットはスタンダードとブースタードラフトの混合)についてのレポートです。
今回から八十岡翔太さんを加え、Team Cygamesは5人にパワーアップしています。
6年ぶりの開催ということでしたが、懐かしくて出てる方や“日本代表を決める!”と目標が明確だったりして年4回行われる国内グランプリよりカジュアルな雰囲気を感じました。Team Cygamesのメンバーたちは混合フォーマットもプロツアーでお馴染で、且つ対戦回数も少なかったのでいつもより疲労度は少ないように見受けられました。ではさっそく、1日目となる9日(土)の彼らの足取りを追ってみましょう。

 

 

1

会場の入口。次のエキスパンション『イクサラン』のイラストのようで恐竜かっこよかったです。

2

2byeもちの<MUSASHI>の3人がいたので1枚パチリ。

 

 

 

●覚前輝也のスタンダード

3

前述の通り日本選手権は混合フォーマットで、1日目は1~4回戦がスタンダード。
覚前さんは惜しくも成績がふるわず3回戦終了時にドロップとなりました。

 

1日目スタンダードの戦績(通算戦績 0-3)

ラウンド 対戦相手のデッキ 勝敗
1 ジェスカイ王神 負け
2 黒緑アリストクラッツ 負け
3 赤青ドレッジ 負け
4 ドロップ

 


覚前輝也『マルドゥ機体』
日本選手権2017



4《秘密の中庭》
4《感動的な眺望所》
4《霊気拠点》
4《産業の塔》
2《ラムナプの遺跡》
1《シェフェトの砂丘》
1《イフニルの死界》
1《鋭い突端》
1《乱脈な気孔》
1《沼》
1《平地》


土地(24)

4《スレイベンの検査官》
4《模範的な造り手》
4《屑鉄場のたかり屋》
3《歩行バリスタ》
2《ピア・ナラー》
4《難題の予見者》
3《大天使アヴァシン》


クリーチャー(24)


2《致命的な一押し》
1《木端+微塵》
4《無許可の分解》
4《キランの真意号》
1《霊気圏の収集艇》


呪文(12)


4《削剥》
4《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》
3《霊気圏の収集艇》
1《苦渋の破棄》
1《大災厄》
2《先駆ける者、ナヒリ》


サイドボード(15)


デッキ選択の理由

覚前「先週のGPワシントンで優勝したデッキがベースで、《難題の予見者/Thought-Knot Seer》がメインに4枚入っていて、今までだとそこに《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》が4枚だったので普通とはちょっと変わっているなぁと思ったのと、今のメタの赤単とティムールエネルギーに《難題の予見者》が結構強いので試してみたいなと思いMOでまわしてみたのが最初ですね。そしたら思いのほか感触が良くて、結構どのデッキと当たっても勝ったのでこのデッキを調整していこうと思いました。
赤単ももともとかなり調整してて、好きなデッキでもあるし使いたかったんですけどゲームプランがすごい速いデッキなので、グランプリや日本選手権クラスの大会ならば中長期戦になってプレイミスしないほうが勝つと思ったのでマルドゥ機体を選びました。」

――ティムールエネルギーに対して強いと思うところは?
覚前「飛行クリーチャー、特に《キランの真意号/Heart of Kiran》が結構止まらないです。優勝者のリストには《霊気圏の収集艇/Aethersphere Harvester》がメイン1枚、サイドに3枚入っているんですけどこれがかなり強いです。でも実際ティムールには当たらなくて2回戦目であたった黒緑アリストクラッツには相性悪すぎでした。」

印象的だった場面

覚前「1回戦目のジェスカイ王神の1本目なんですけど、対戦相手が1ターン目に《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》を出してきて、2ターン目にスレイベンの手がかりトークンをさくって1ドロー、3~4ターン目はセットランドしてGOだったんですよ。結構動きとしては何もないじゃないですか。僕の動きが1ターン目《スレイベンの検査官》、2ターン目《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》、3ターン目に《歩行バリスタ/Walking Ballista》がX-1で出て、4ターン目どうするかというところで土地が3枚で止まっていました。手札に《歩行バリスタ》と《模範的な造り手/Toolcraft Exemplar》と《無許可の分解/Unlicensed Disintegration》が3枚あったんです。」

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覚前「《模範的な造り手》と《歩行バリスタ》を出して《屑鉄場のたかり屋》だけ殴るのか、3枚の《無許可の分解》をかまえてGOするのかの二択だと思ったんですけど、3点のクロックで若干足りないかなとも思ってました。相手の場に《イプヌの細流/Ipnu Rivulet》が1枚だけあって、それを僕のエンド時に起動して、《復元/Refurbish》を打って《王神の贈り物/God-Pharaoh’s Gift》を出し《発明の天使》をつられる動きだけ負けパターンだったんですけど、そこまでケアするかどうかの感じやったんです。まだ大丈夫やろうと思ってパンパンと展開したら、それが起きて負けてしまいました。予想はしてたけど実際起きる可能性はめちゃくちゃ少なくて…。《復元》はおおよそ持っていそうだったんですけど、そこまでケアするかどうかが難しかったなぁと思いました。でも後になって考えたら《無許可の分解》3枚持っていたから、3点クロックでも殴りながらうって構えててもよかったかなと…。」

 

 

 

●市川ユウキのドラフト

4

ピックの流れ

市川

2パック目まで終わった時点でクリーチャーが全然とれていなくて、3パック目でいっぱいとれて良かったなぁという感じでした。

色を決めたタイミングは、1-2で《地揺すりのケンラ/Earthshaker Khenra》が流れてきたので赤はやろうと思っていて1-4の《農場+市場/Farm+Market》も白の強いスペルで、1-5でマルチカラーの《毅然たる生き残り/Resolute Survivors》が流れてきたので結構サインかなって思って赤白軸で。

クリーチャーが2パック目の終わりまでで8枚しかとれていなくて、普通だったら16枚前後くらい欲しいので、この時点で3分の2消化してるのに2分の1しかとれていない…まじやべえ!ってなって、しかも攻めるデッキなのに…。でも3パック目でクリーチャーいっぱい取れたんで助かりました。

デッキすげえ強くて3-0するかもって感じだったんですが、2パック目と3パック目で黒いカードがすごい流れてたんですけど取れなくて、だから黒がメインカラーの人と当たったら負けちゃうとだろうなと思ってました。赤白って黒のデッキに弱いんで。でも運よく3回とも黒がメインの人と当たらなかったのがついてたなという感じでした。

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市川さんのデッキ(山8、平地6)

 

 

 

●山本賢太郎のドラフト

6

ピックの流れ

山本

1-1は《穿刺の一撃/Puncturing Blow》です。
パックの中に赤のカードがこれしかなくて、もともと赤がやりたい色だったんで、これとって赤をがめたいなと思って、1-2で《ケンラの潰し屋/Khenra Scrapper》を取りました。そしたらここから先3マナ2/2の《棘モロク/Thorned Moloch》を見たくらいで赤が全然なかった。しょうがないから違う色探そうと思って1-3で《強靭な狩り手/Tenacious Hunter》、1-4で《毒の責め苦/Torment of Venom》を。その後もパックにあった強いカードをピックし続けたら自然と白黒になりました。

2パック目は流れで白黒路線で2-1に《不屈のエイヴン/Dauntless Aven》、2-2に《オケチラの報復者/Oketra’s Avenger》を。

3パック目に白黒やるなら一番とりたかった《リリアナの支配/Liliana’s Mastery》がとれたので良かったです。《リリアナの支配》が取れたことによって2-1よりのデッキになりました。上手くかみあえばワンチャン3-0かなって思ったけど、まわしててそんなに強さを感じなかったからやっぱ2-1かなぁって。

ドラyamamoto
山本さんのデッキ(平地8、沼7)

 

 

 

●八十岡翔太のドラフト

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※ピックの並びは順不同のものがあります
1パック目
八十岡1
1-1《夢盗人/Dreamstealer》
1-2《ほころびミイラ/Unraveling Mummy》
1-3《尽きぬ希望のエイヴン/Aven of Enduring Hope》
1-4《待ち伏せ/Ambuscade》
1-5《苦弓の名射手/Bitterbow Sharpshooters》
1-6《旗幟+鮮明/Appeal+Authority》
1-7《ケンラの潰し屋/Khenra Scrapper》
1-8《イフニルの死界/Ifnir Deadlands》
1-9《不憫なラクダ/Wretched Camel》

 

――まずは1パック目からお願いします。
八十岡「初手が《夢盗人》と緑の2マナ2/2の督励するやつ《ロナスの重鎮》があって悩んだんですけど、カードパワーで《夢盗人》を取りました。1-2は白と黒あまりぱっとしないパックでしたがカードパワーが高いんで《ほころびミイラ》をとって白黒ゾンビ系でいけたら良いなと思ってました。1-3で《尽きぬ希望のエイヴン》と緑の4マナ2/4《オアシスの祭儀師》がいて、どっちを取るか悩んだんですけど白黒いけるかなと思って《尽きぬ希望のエイヴン》をとったんです。けど、そこは微妙にミスでしたね。《オアシスの祭儀師》をとった方が受けが広かったです。んで、1-4に緑のトップコモンの《待ち伏せ》がまわってきて、これが回ってくることは上の3人は緑がいないアピールなんでここから緑が確定みたいな。
そこからは緑をとりつつ、まぁ白がかぶってるなって感じだったんで、白は諦めて、緑黒ベースで後は緑黒のカードを順にとっていっただけです。
分割《旗幟+鮮明》だけタッチしたかったんで、白マナとかタッチできるカードとれればいいなと。」

 

2パック目
八十岡2
2-1《致死の一刺し/Lethal Sting》
2-2《侵略ナーガ/Harrier Naga》
2-3《致死の一刺し/Lethal Sting》
2-4《生存者の野営地/Survivors’ Encampment》
2-5《ハシェプのオアシス/Hashep Oasis》
2-6《致死の一刺し/Lethal Sting》
2-7《侵略ナーガ/Harrier Naga》
2-8《エリマキサンドワラ/Frilled Sandwalla》
2-9《旗幟+鮮明/Appeal+Authority》
2-10《熱烈の砂漠/Desert of the Fervent》

 

――続いて2パック目はどうでしたか?
八十岡「初手の候補に《旗幟+鮮明》があったんですけど、なんか一周してきそうだなと思ったんですね。緑白がいなさそうだったんで卓に。それを意識してとったのが除去の《致死の一押し》です。一応頭の中に一周してくるかなって思いつつ。
2-2は弱くてただの3/3《侵略ナーガ》、2-3の《致死の一押し》は流れで。
《ハシェプのオアシス》が2-4くらいにまわってきて、砂漠が欲しかったのと基本アンコモン砂漠は全部強いんで、見たらとった方が良いくらい。
そこから白がタッチしやすいように《生存者の野営地》など砂漠をとっていきました。んで《旗幟+鮮明》が一周してきたんで、これでほぼタッチかなと。」

 

3パック目
八十岡3
3-1《ロナスの碑/Rhonas’s Monument》
3-2《最後の報賞/Final Reward|TeamY’s》
3-3《活力の試練/Trial of Strength》
3-4《野望のカルトーシュ/Cartouche of Ambition》
3-5《色彩の断崖/Painted Bluffs》
3-6《不気味な徘徊者/Grim Strider》
3-7《悪運尽きた造反者/Doomed Dissenter》
3-8《弱さからの脱皮/Shed Weakness》
3-9《不気味な徘徊者/Grim Strider》

 

――最後に3パック目を。
八十岡「初手の《ロナスの碑》の時すごい迷って…他に黒の優秀なクリチャーが多かったんです。《不気味な徘徊者》や4マナ4/5《魂刺し/Soulstinger》や《悪運尽きた造反者》があって、卓に黒使ってるのが2人か3人くらいでどれかは回ってくると思ってデッキ的にアグロよりだったんで、《ロナスの碑》を選びました。
そしたら3-2でも《ロナスの碑》がまわってきてイラっときましたけど(笑)最強除去の一つである《最後の報賞》をピックしました。
3-3で《活力の試練》。《遺棄地の恐怖/Horror of the Broken Lands》があったんですけど、《横這ナーガ》とか《エリマキサンドワラ》でトランプルのつく《ロナスの碑》とも相性がいいのでとりました。
なんかの間違いでカラトーシュまわってこないかなぁって思ったところで《野望のカラトーシュ》がまわってきて、3-5に5マナ5/5と《色彩の断崖》があって、ちょうど欲しかった砂漠ランドだったので3色目のタッチもすごいスムーズになって《色彩の断崖》をとれたのはかなり嬉しかったですね。
このへんで緑黒タッチ白のベースが固まりました。
《不気味な徘徊者》が予想通り一周まわってきたので、このカードもアグロで使うと結構すぐ手札なくなって5/5や6/6にいくので白黒ゾンビや青黒コントロールには使えないので一周しやすいんですけど、今回組んだようなアグロ系デッキだと使いやすいですね。」

――デッキ組んだ時どのくらいの勝率だと思いましたか?
八十岡「3-0は厳しく2-1くらいかなと思いました。《圧倒的輝き/Overwhelming Splendor》とか流したんで、置物系に触れないので。
クリーチャー同士だったらクリーチャーのスペックがそこそこ良いのと除去が多いので対処できるのですが、タフネスの高いやつが多いデッキや自分より強いビートには弱いですが、そもそもそんなデッキが出来てる人がいなさそうな卓だったので2-1かなと。」

ドラyasooka
八十岡さんのデッキ(平地1、森6、沼6)

 

 

 

●渡辺雄也のドラフト

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※ピックの並びは順不同のものがあります
1パック目
渡辺1
1-1《蝗の神/The Locust God》
1-2《捲土+重来/Struggle+Survive》
1-3《血水の化身/Bloodwater Entity》
1-4《周到の砂漠/Desert of the Mindful》
1-5《農場+市場/Farm+Market》
1-6《王神の天使/Angel of the God-Pharaoh》
1-7《捲土+重来/Struggle+Survive》
1-8《致死の一刺し/Lethal Sting》
1-9《エイヴンの葦原忍び/Aven Reedstalker》
1-10《ジェイスの敗北/Jace’s Defeat》
1-11《ジェイスの敗北/Jace’s Defeat》
1-12《無法の斬骨鬼/Marauding Boneslasher》
1-13《よろけ腐り獣/Lurching Rotbeast》
1-14《よろけ腐り獣/Lurching Rotbeast》

 

渡辺「パックをむいたら《蝗の神》がこんにちはしたので流石に神は取ろうと思いました(笑)そのパックの中には白いカードが4枚あったんですけど、どれも1枚も戻ってこないカードだと思ったので白は避けようと思って、ほぼ青赤。
1-2も1-3も青赤で使える強いカードがあったのでそのまま取りました。
1-4~1-6くらいで赤が全く流れてこなくなったんで、このあたりから赤できないかもな…と思ったんですけど初手から3手目までがすごい強くてできれば切りたくないなと思いつつ、2色目の補色としてやりたくなかった白をつまんでいます。
そしたら1-7に優良除去の《捲土+重来》がきて、ここからまた青赤に戻ろうかなと思いました。1-8はパックの中身が全部黒だったんで適当につまんでおいて、あとは流れでとりました。
青がサイドボードで《ジェイスの敗北》が取れたのがでかかったですね。
1パック目が終わった時に上家から赤が流れてこなかったので下家も取らないので2パック目の流れは良いだろうと思っていました。2パック目は赤で3パック目は青がとれたら良いなと思ってドラフトしました。」

 

2パック目
渡辺2
2-1《破滅の刻/Hour of Devastation》
2-2《マグマロス/Magmaroth》
2-3《前線の壊滅者/Frontline Devastator》
2-4《発射/Open Fire》
2-5《火付け射手/Firebrand Archer》
2-6《徙家+忘妻/Consign+Oblivion》
2-7《生存者の野営地/Survivors’ Encampment》
2-8《忘れられた王族の壁/Wall of Forgotten Pharaohs》
2-9《黄昏のピラミッド/Sunset Pyramid》
2-10《巧みな軍略/Strategic Planning》
2-11《縞カワヘビ/Striped Riverwinder》
2-12《相殺の風/Countervailing Winds》
2-13《無法の斬骨鬼/Marauding Boneslasher》
2-14《人生は続く/Life Goes On》

 

渡辺「2パック目は2-1ですごい強い全体除去《破滅の刻》がとれたんで取って、いっしょに《冠毛の陽馬/Crested Sunmare》があって流したくないなと思ったんですけど…流石に自分の都合を優先して。2-2~2-5は流れてくる赤いカードをちょっと取ろうと思ってました。
1パック目で全然クリーチャーがとれていなかったのでクリーチャーを取ろうと意識してピックしました。2-2の時に4マナ5点の除去《穿刺の一撃/Puncturing Blow》とかあったんですけど勝ち筋が細いデッキになりそうだったのでクリーチャーを意識して《マグマロス》をとっています。
2-6で《徒家/亡妻》がきて、この段階で分割のどちらかは使おうと思ってて、2-7で多色受けの《生存者の野営地》をとって4色になってもいいなという感じでドラフトしていました。2-9で《黄昏のピラミッド》が運よく一周してきて青赤のコントロールチックなデッキを組もうとこの段階で思いました。
長期戦に強いカードで自分から攻めるんじゃなくて守るデッキを作ろうかなというイメージで。このあとも2-10~2-12でやすい青のカードがちゃんと取れてて、良い巡礼で良いカードが拾えたなと思っています。この段階で結構デッキができていて後は肉付けかなと。」
3パック目
渡辺3
3-1《異臭の池/Fetid Pools》
3-2《驚天+動地/Heaven+Earth》
3-3《隠れた茂み/Sheltered Thicket》
3-4《洞察の探求者/Seeker of Insight》
3-5《オナガトカゲ/Thresher Lizard》
3-6《捷刃のケンラ/Nimble-Blade Khenra》
3-7《ヘクマの歩哨/Hekma Sentinels》
3-8《取り消し/Cancel》
3-9《最後の報賞/Final Reward》
3-10《不毛地の蠍/Wasteland Scorpion》
3-11《這い寄る刃/Slither Blade》
3-12《採石場の運び屋/Quarry Hauler》
3-13《呪われたミノタウルス/Cursed Minotaur》
3-14《痛ましい教訓/Painful Lesson》

 

渡辺「3パック目はあまり見るものが無いパックでしたが、2-6でとった《徒家/亡妻》で黒マナ使うという理由があったので3-1で《異臭の地》をとりました。
他の選択肢に《最後の報賞》があったんですけど、マナがキツそうだったので、まずはマナから取りました。
3-2ではコントロールチックなデッキにしようと思ってたんで全体除去の《驚天/動地》をとって、色マナが整ってなかったのでここから先は色マナを重視しようと思ったら3-3で《隠れた茂み》がちょうどきました。3-4のときの選択肢に黒の3マナ5/4の《疫病吹き/Plague Belcher》がいてカットするかすごい悩んだんですけど《洞察の探究者》がないと2手目でとった《驚天/動地》が使えないなと思ったので優先しました。後はデッキに足りないカードをピックしていきました。
選択肢があまりなくて返しは赤が悪くてうまく取れなくて、一周して《最後の報賞》がとれてこれがすごい実を結んだという…!これは単純に卓に全然黒がいなかったのでラッキーでした。カードは結構ギリギリなんですけど、デッキは3-0も狙えるスペックでまぁまぁ満足しています。」

ドラwatanabe
渡辺さんのデッキ(山6、島6)

 

 

 

1日目の対戦結果

 

結果5勝2敗-6勝1敗6勝1敗7勝0敗

市川 覚前 山本 渡辺 八十岡
1 bye(不戦勝) ×(ジェスカイ王神) bye(不戦勝) bye(不戦勝) bye(不戦勝)
2 ×(黒緑昂揚) ×(黒緑アリストクラッツ) ○(ティムールエネルギー) bye(不戦勝) bye(不戦勝)
3 ○(白単エルドラージ) ×(赤青ドレッジ) ○(緑白ランプ) ×(黒単ゾンビ) ○(緑白赤ランプ)
4 ×(黒単ゾンビ) DROP ○(緑黒エネルギー) ○(ティムールエネルギータッチ黒) ○(マルドゥ機体)
5
6 ×
7

1~4回戦がスタンダード構築、5~7回戦が『破滅の刻』『アモンケット』ブースタードラフトでした。
後編につづく!

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