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Team Cygames『ドミナリア』合宿レポート

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4月27日(金)~30日(月・祝)に、恒例となった新製品発売直後のドラフト練習会が行なわれました。今回は祝日を利用し、初の4日間開催。Team Cygamesの5人全員が集まった日曜の午後に取材し、環境雑感や『ドミナリア』の昔の思い出などを聞きました。

Staff
参加メンバー一覧(敬称略)順不同
山本賢太郎、市川ユウキ、渡辺雄也、覚前輝也、八十岡翔太、行弘賢、中村肇、中村さら、瀧村和幸、川崎慧太、井上徹、石村信太朗、佐藤レイ、金川俊哉、高尾翔太、木原惇希、伊藤敦、松本友樹(撮影時不在)

今回は通称「まつがん」こと伊藤敦さんが初参加。「信念を持って特殊なドラフトをするタイプなので、新しい形を見せてくれることを期待しての枠」だそうです。実際に毎回とても独創的なデッキを組んで、アイディアを提供していました。

 

 

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メンバーを入れ替えながら、2卓でドラフトが進行中です。

 

 

 

●グランプリ京都から今まで
――合宿の話の前に、グランプリ京都以降のイベントについて少し。市川さんと八十岡さんがシアトルでレガシーとスタンダードのダブルグランプリ(3日間で2つのグランプリが開催)に、渡辺さんと覚前さんがシドニーでチームモダンのグランプリに出ましたよね。収穫はありましたか?
八十岡「うーん、微妙ですね。ゼロではないくらい。」
市川「一応プロポイント2点は取れたけど、ダブルグランプリに行って2点はちょっと物足りないよね。」
八十岡「最後勝ったからええやん。俺2連敗やぞ!」
市川「確かに、俺は最後2連勝して終わってるから、気分的にも全然違うね。ヤソがラストで負けたとき、今まで見てきた中で一番悔しそうで、すごい珍しかった。」

――確かに珍しいですね。チーム戦のほうはいかかでしたか?
渡辺「僕は瀧村君と行弘と行って1点取って、行かないよりはよかった程度ですね。チームメイトは夜、カジノで散財して大変なことになってみたいですけど(笑)。モダンのマニアっぽい2人と一緒だから僕はあんまり働かなくていいだろうと思ったら、本当に僕があまり働かなくて負けました(笑)。最後あと1勝してればトップ4に入れたかもしれないんで、そこは残念でしたね。」

――覚前さんは玉田さんと川崎さんという、前も組んでいたチームですね。
覚前「収穫は……0点だったんで、なかったです。川崎さんがジャンド、僕が人間を使ってて、確か4回戦目あたりで川崎さんがボブ(《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》)を出して、僕もボブ出したんです。次のターンには勝つところだったんですけど、対戦相手に『あれ? 2人ともボブ入ってるじゃん』って言われて。」

――あっ……!
渡辺「チーム構築戦って、チーム内で同じカードを使っちゃいけないんですよ。単純に、互いに相手のデッキにボブが入ってることを認識できてなかった。」
覚前「もちろんジャッジを呼ばれて、ゲームロスになって、どっちか1人はボブを基本地形に入れ替えないといけないと。」

――4回戦目になるまで気がつかなかったんですか?
覚前「気がつかなかったですね。それで、川崎さんが4枚で、僕が1枚だったから、僕のボブが《島》になりました(笑)。」

――そのラウンドは、覚前さんがボブを出していなかったら勝ってましたか?
覚前「まあ、1ゲーム取れただけなんでマッチに勝ったかどうかは怪しいですね。ただ、結果的にはそんなに影響なかったかなと。」
八十岡「その後あんまり《島》引かなかったんだ?」
覚前「1回《島》を引いたけど、そのときは土地1枚しかなくて、《島》のおかげで《霊気の薬瓶/AEther Vial(DST)》キープしてスタートできたからね。」
市川「すごいやん!」
覚前「でも、それで土地2枚の手札をキープさせられて最終的に負けた(笑)。」

――そういうふうに皆さんが大会などに出ている期間、山本さんに関しての情報は木に登っていることだけしかありませんでした。
山本「ああ、あれは花見してましたね。このところ、特にマジックはやってなくて。MOはちょっと……たまにレガシーとか回してますけど。」

 

 

 

 

 

●合宿について

――今回の合宿は初の4日連続で、いつも日曜午後に取材するタイミングではそろそろ終わりが近かかったのですが、明日もあるとなるとだいぶ気分が違いますか?
市川「まったりめだよね。」
渡辺「まったり、みっちりやってた気がする。朝は9時から、なんだかんだ昨日は11時近くまでやってたしね。」
八十岡「ドラフトやってると一瞬だよ。」

――昨日はTeam Cygames創設者の木村取締役が参加していたそうですが、そんなに夜遅くまでいたんですか?
八十岡「最後までいました。」
渡辺「木村さんがいてくれて、助かりましたね。昨日はBIG MAGIC OPEN(横浜で開催された新環境スタンダードの大会)があって、そっちに出てた人が何人かいたから、人数がちょっと足りなかったんですよ。」
市川「木村さんがいたから8人卓と6人卓で回せた。」
山本「木村さん、けっこう勝ってましたよ。3-0してたし。」

――このメンバーで3-0はすごいですね。皆さんが接待ドラフトをしたわけではないですよね?
渡辺「うーん、ない……よね?(笑)」
八十岡「あれ?《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer(DOM)》を流した人がいるという噂だが……?」
覚前「あれは噛み合いで、しかたがなかったから! 《黎明をもたらす者ライラ》を流して、協調ドラフトして2-1したんで。」
渡辺「あと、木村さんが持って生まれた強さが出たかなと(笑)。」
市川「剛の者の引きを見せてたからね。」

 

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2年弱にわたり、中村さらさんがドラフト合宿を記録してきたノート。前回の合宿でついに1冊使い切りました。なお、渡辺さんが0-3したのは、このたくさんの記録の中でたった一度だけだそうです。

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前回に続き、完成したデッキだけを見て誰がピック・構築したかを当てる「ききマジック」で盛り上がりました。

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マナコスト順にクリーチャーを並べるとき、2マナ圏が1枚もなかったら1マナと3マナの間を詰めるかどうかなどが、判別時のヒントになります。「俺は絶対に間を詰めない!」と力説する瀧村さん。

 

 

 

●ドラフト雑感

――『ドミナリア』のドラフトについてですが、まず、おもしろいですか?
市川「おもしろい。『イクサラン』ではマジでカードが足りなくて、1-3くらいでそろそろ舵を切らないと間に合わないって感じだったけど、『ドミナリア』は2パック目後半とかでも2色目が間に合ったりして、いいですね。」

――どういう部分が特におもしろいですか?
八十岡「やっぱりマルチカラーが多いのと、カードパワーが高いこと。」
渡辺「最近のリミテッドって、督励とか、殴り得な能力が多かったんですよ。この環境はそういうのがまったくないので、殴るのが正義みたいな感じじゃない。」
八十岡「全体的にフラットなんだよね。クリーチャー出してジャイグロ(強化呪文)撃てば勝ち、みたいなのはほぼなくて、何らかの工夫は必要かなと。あと、プチコンボが多い。」
渡辺「そういうところが“おじ心”を刺激します。逆に、最近のリミテッドをやってきた人にはちょっとつらい環境かもしれません。」
八十岡「普通のビートは今のところほんとに勝ってないから、もっといいビートを作れるようにならないと。」
市川「もし外国のプレイヤーがいいビートの形を作ってきてると、プロツアーで轢き殺される可能性があるから、ちょっと研究しないとね。」
渡辺「まだ研究途中ですけど、『このコモンさえ集めとけばいい』みたいな簡単なアーキタイプは現状ないです。なんで、いろいろと探す作業がおもしろいですね。」

――なるほど。さっき記録を見せてもらったのですが、この合宿では緑黒の勝率が高いみたいですね。
八十岡「緑黒は組みやすくて、やることが一貫してる強アーキタイプですね。」
市川「3マナ2/2でトークン出すやつ(《ヤヴィマヤの苗飼い/Yavimaya Sapherd(DOM)》)とか、4マナ3/3サリッド(《雑食のサリッド/Thallid Omnivore(DOM)》)とか、シナジーカードのカードパワーが高い。」
渡辺「緑黒という組み合わせだけが、コモンの中で完結したシナジーを持ってるんですよ。横に並べて強化する流れがコモンの中に用意されてるけど、ほかの色はアンコモン以上のカードが必要なものが多い。」
覚前「あと、黒緑はアンコモンが全部強いよね。」
市川「コモンだけでけっこう強いのに、アンコモンが乗ったらまじで強くなる。」

ヤヴィマヤの苗飼い 雑食のサリッド

――今回は誰の成績がいいんですか?
八十岡「ライザ(石村さん)とナベ(渡辺さん)、はまさん(金川さん)もまあまあ勝ってる。」
渡辺「ライザは3回3-0してるよね。」
市川「僕もねー、2回3-0してるんですねー。0-3も1回したけど、1-2はない。」

――それはいい調子ですね。
八十岡「(山本さんに)その分、我々負けてるからね。」
山本「むっちゃ負けてる。」
市川「いつも2-1アベレージみたいなイメージのやまけんが今回負けてて、珍しい。」

――何か苦手な理由があるんですか?
山本「いや……ないんですけどね。そもそもあんまりマジックやってなかったんで、肩があったまってないのかも。明日もあるんで、これから頑張ります。」
八十岡「俺はだいたい0-2スタートしてる。まあ、まだいろいろ試してる段階なんで。」

 

 

 

●強いカード、初手に欲しいカード

――《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(DOM)》が強いそうですね。
市川「低マナクリーチャーの中で、《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(DOM)》だけ完全に異端。実質《時間のねじれ/Time Warp(M10)》。1ターン飛ばしてる。」
渡辺「この環境の2マナ以下のクリーチャーの中で、一番強いまである。相手が2ターン目に2/2バニラとかを出してるのに対して、2ターン目に3マナ展開できるのはさすがに。」
八十岡「近年で一番2マナ圏が弱い環境かもしれない。2マナ2/2は1枚もデッキに入れたくないレベルなんで。」
市川「それを入れるくらいなら、2マナを絞って3マナスタートでもいいみたいな感じ。」
八十岡「勝ってるデッキには2マナ圏が3枚くらいしか入ってないことが多い。それも、2/2バニラは入ってなくてキッカー能力が強いやつとか、先制ついてるアンコモンとか。」

――なるほど。では恒例の質問なんですが、初手で取りたいレアカードは何ですか? 無色はみんな共通してしまいそうなので、なるべく色がついているカードで。
覚前「《ファイレクシア教典/Phyrexian Scriptures(DOM)》。4マナの《砂塵破/Duneblast(KTK)》でしょ。」
山本「あれはバグ。」
八十岡「さらに+1のおまけつきだし、全除去したあとに自分から先に展開できる。」
市川「即座じゃなくて1ターンずれてることがメリットになる。これを出したら相手はクリーチャーを展開できずゴーで、返しに流してからこっちが動けるから。」
渡辺「昨日《孤独な王、グラン/Grunn, the Lonely King(DOM)》と一緒に使ったけど、すごかったよ。相手の場が吹っ飛んだうえに“グランパンチ”で12点(笑)。」

ファイレクシア教典 孤独な王、グラン

八十岡「俺は普通に《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer(DOM)》、あと《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria(DOM)》。」
市川「俺は《氷の干渉器/Icy Manipulator(DOM)》取るけどね。昨日、1パック目に《氷の干渉器》と《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria(DOM)》があって、《テフェリー》が強いのはわかるけど、デッキに入らないこともあるじゃないですか。だから100%入る《氷の干渉器》を取ったんですけど、あとでみんなに聞いたら8:2くらいで《テフェリー》優勢でした。」

――《氷の干渉器》もすごく強いカードですよね。
市川「《氷の干渉器》は10点満点中7、8点はあって、デッキに入らないことはありえない。一方《テフェリー》はデッキに入らない可能性もある10点、ってイメージなんですよね。」
八十岡「《氷の干渉器》は9.5点くらいはあるけどね。」
市川「じゃあなおさら《氷の干渉器》じゃん!(笑) 実は《テフェリー》が13点くらいあるってこと? ありそうだけども!」

――ちなみにほかの皆さんは、1-1の《テフェリー》と《氷の干渉器》だったらどっち派ですか?
渡辺「僕は《テフェリー》です。カードとして強いのはテフェリーだから。」
山本「俺は《氷の干渉器》かな……。」
八十岡「卓のメンツと、パックのほかのカードによる。ほかの青白のカードが一周するなら《テフェリー》でいいし。」
市川「ちなみにそのパックは上から《テフェリー》、青いカード、白が3枚ってあったから、逆に下と、なんなら下の下くらいまで白くなる可能性があるなと思った。」

――そういう要素も加味すると、難しいですね。
渡辺「実際、パックの内容次第ではありますね。あと、《テフェリー》と《氷の干渉器》がぶつかったら《テフェリー》が勝つんで、自分が《氷の干渉器》を持ってる場合、《テフェリー》を持ってる相手には当たりたくないんですよ。だから、3-0をねらうんだったら《テフェリー》を取るしかない。」
八十岡「いや、《テフェリー》持ってる人が負けてくれるかもしれん。」
市川「ちなみに俺の場合は、《テフェリー》が下のはまさん(金川さん)に行ったんだけど、俺ははまさんと当たらずに3-0しました。直接当たらないなら、俺が《氷の干渉器》を取れて、下が青白に固定されるだけで、すごいやりやすいドラフトになる。」
八十岡「もし下家がオーウェン・ターテンワルドだったら《テフェリー》取るけど、下がモブだったら《テフェリー》を流して、どっかで負けてもらうのを願う(笑)。」
市川「下がオーウェンだったら、絶対2-0で3戦目に当たるからね。」
八十岡「だから《テフェリー》を取って3戦目殺しに行くしかない。」
市川「端的に言うと、下がはまさんだったからこの結果になったってことぉ!?」
(一同笑い)

氷の干渉器 ドミナリアの英雄、テフェリー

――ピックの指針には下家が大事という、興味深い話でした。それで、市川さんの初手に引きたいレアは?
市川「《ヤヴィマヤの化身、ムルタニ/Multani, Yavimaya’s Avatar(DOM)》かな。緑の評価が高いというのもあるけど、極上のフィニッシャー。さっき、1枚手札で1枚墓地に行くチューター(《最後の別れ/Final Parting(DOM)》)で《ムルタニ》を墓地に送って、2枚チューターみたいになった。あれは絶対出たら流れてくる安いカードだし。」
山本「俺は色つきだったら《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer(DOM)》が一番いいかな。色なしだったら《多勢の兜/Helm of the Host(DOM)》ですね。」
市川「これは、どんなゴミをコピーしても勝つということが証明されました。昨日ゴミデッキに《多勢の兜/Helm of the Host(DOM)》が入ってて勝ったので。」

――2/2バニラをコピーしてても勝てるってことですか?
渡辺「適当に毎ターン増えていくだけで、いずれ相手が攻められなくなって勝ちます。」

ヤヴィマヤの化身、ムルタニ 黎明をもたらす者ライラ

多勢の兜

渡辺「色なしだったら、一番取りたいのは《クルーグの災い魔、トラクソス/Traxos, Scourge of Kroog(DOM)》かな。」
市川「セラ天エンチャント(《セラからの翼/On Serra’s Wings(DOM)》)をつけたら、アンタップして警戒・絆魂・飛行で完璧だから。」
覚前「2枚コンボだね。」
渡辺「色つきだったら《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria(DOM)》で、神話レアじゃないレアの中だったら、《ランプのジン、ザヒード/Zahid, Djinn of the Lamp(DOM)》か《リッチの騎士、ジョス・ヴェス/Josu Vess, Lich Knight(DOM)》かな。」

クルーグの災い魔、トラクソス ランプのジン、ザヒード

リッチの騎士、ジョス・ヴェス

 

 

 

●ドミナリアの思い出

――先日掲載された八十岡さんのレビュー記事では、《再鍛の黒き剣/Blackblade Reforged(DOM)》の情報量がやたら詰まってておもしろかったのですが……
市川「あの記事は《再鍛の黒き剣》部分が本編だったよね(笑)。」

――あんなふうに、ほかの皆さんは『ドミナリア』で懐かしいカードはありましたか?
渡辺「《ウェザーライト/Weatherlight(DOM)》を見て、現代版になったなって思いました。搭乗もついて、自身が戦いに乗り込んでいってる感じがあって、時の流れを感じましたね。」
市川「ウェザーライト号って昔カード化されてたっけ?(調べる)あ、あった。《飛翔艦ウェザーライト/Skyship Weatherlight(PLS)》は50円だね(笑)。能力が、ウェザーライト号に1人ずつ乗ってくるって感じで、フレーバー的にけっこういい。」
渡辺「《転覆/Capsize(TMP)》とか、ほかのカードにもよく出てきてたウェザーライトを自分で使えるってのはやっぱりいいなと。」

ウェザーライト

Skyship Weatherlight Capsize

市川「俺はウルザ・ブロックのころやってたけど、あんまり昔のカードは記憶にないなー。」

八十岡「《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob(MMQ)》は?」
市川「あいつはよく《マスティコア/Masticore(UDS)》に捨てられてたのと、値段が高かった思い出が……当時、3000円とかしなかった? 今の《不死身、スクイー/Squee, the Immortal(DOM)》も能力が似てるし、懐かしさは感じる。」
覚前「僕は……《茨の精霊/Thorn Elemental(DOM)》とか、すごい久しぶりで懐かしいなーと思いました。あと《スキジック/Skizzik(DOM)》。」
一同「好きそう!(笑)」
覚前「現代マジックだと弱いかなと思ったけど、ドラフトで使ったら案外強かった。」
八十岡「さすがに元構築級カード。」
渡辺「復活したカードたちはちゃんと今でも強いように設定されてて、おじたちが喜ぶようになってるなと。」

Squee, Goblin Nabob 不死身、スクイー

Thorn Elemental Skizzik

――山本さんはどうですか?

山本「僕は《氷の干渉器/Icy Manipulator(DOM)》が……『ミラディン』で《氷の干渉器》があったときに死ぬほどドラフトしてたんで、懐かしいなと。」
八十岡「あのころの《氷の干渉器》は、装備品環境だから今より強かったしね。」
山本「最近《氷の干渉器》は再録とかなかったんで、強さにあんまり気づいてない人がたまにいるのが新鮮でした。」
市川「シールドデッキに《氷の干渉器》を入れないゴールドプロがいたからね。かずあき(藤村和晃さん)という……。」
覚前「マジで?」
八十岡「シールドのプール並べて、『これは絶対入る』って最初に手に取るカードなのに。」

――そこは若者とおじの差ですかね。
八十岡「いや、誰でも見ればわかるでしょ、無色のタッパーは強いって!」

 

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渡辺さんの必殺技(?)クロスブロック。

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市川さんの対戦を観戦する人々。

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チャレンジャーデッキの赤単(ハゾレトアグロ)を練習していると、渡辺さんが1マナクリーチャーを出す順番について丁寧に教えてくれました。
ボーマット>損魂魔道士>狂信的扇動者の順番の優先順位…勉強になります!!

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