2021年・秋のTeam Cygamesだより
8月から10月のTem Cygamesメンバーの活躍や近況について、まとめてお届けしていきます。
八十岡さんはガントレットを終えてシーズンオフに入り、市川さんはさまざまなフォーマットを精力的にプレイ。夏のまとめでは、「MOCSシーズン2のShowcase Qualifierの権利を獲得」していましたが、結果は「直前でバグってめっちゃ弱いデッキを使って一瞬で負けましたw」とのことでした。
一方、山本さんは待望の配信をスタート。覚前さんはアリーナにて、リミテッドを中心にプレイしていたそうです。
市川さんに聞きました!
さまざまなフォーマットの魅力とは?
※ラガバンデイズ=《敏捷なこそ泥、ラガバン》と《目くらまし》
■2021年秋振り返り
ポーカー関連サイトで、八十岡さんがマジック界の代表としてメンタルコントロールについて語った記事が掲載されました。
チャンピオンシップで好成績をあげた24名のプレイヤーが、成績次第で一挙に世界の頂点へと駆け上がれる一大トーナメント、チャレンジャー・ガントレットが開催されました。日本語公式放送がなかったので、八十岡さんがミラー配信を行ないました。
その後、ほとんど寝ずに「ヤソの日記念配信」を実施。これは8月10日のお誕生日に合わせてこのところ毎年行なっている配信です。今年は、MPLやライバルズのメンバーと今年の振り返り対談をされていました。公式とはまた違って素に近い皆さんの表情が見られ、面白い内容なのでぜひ「プロプレイヤーインタビュー」にてご覧ください。
Twitchで山本さんが『MTGアリーナ』のプレイ配信を開始。いろいろなフォーマットをプレイし、猫が登場するシーンもありました。1か月ほどやって、2か月中断していましたが、10月末に再開。
コメント見ながらのプレイはどうしてもミスが多くなりますが、いろいろな反応をもらえるのは楽しいですね。
最近は全然マジックできてなかったので、あまり配信できてなかったですけど、今後もマジックやる時はなるべく配信していきたいと思います。
市川さんは解説。
八十岡さんは初日のトーナメントでトップ8まで勝ち進みましたが、ジャン・メルケルさんとカイ・ブッディさんに負けて終了。ガントレットを最後まで脱落することなく戦い続けたものの、最終的には何も得ず……という結末でした。メルケルさんに勝てればデッキ相性的に行けそうだったのですが、悔しいトップデッキをされたとのこと。
●デッキ選択について
●対戦について
ヒストリックで開催。覚前さんは白単で2日目6勝。八十岡さんは「2日目3勝ぐらいだった気がします」とのこと。
にじさんじの人気Vtuberさんたちとの公式コラボイベント。八十岡さんがソリンに扮し、解説として参加しました。吸血鬼のメイクはなかなかのインパクトでしたが、意外と時間はかからなかったそうです。
左から司会の海老江邦敬さん(狼男)、解説の八十岡さん(吸血鬼)、アシスタントの芦澤佳純さん(村娘)。
八十岡さんは3日間解説。
アリーナで賞品が当たる「優勝者予想」投票が実施され、山本さんは佐藤レイさんに投票していました。ほかのメンバーにも、「投票するなら誰にしていたか」尋ねました。
あれほどの強者でも環境は大事だなと痛感しました。
市川さんは「原根イゼット」(その後ブラッド・ネルソンさんが勘違いしたことにより「市川イゼット」と呼ばれるように)で参加し、5勝2敗ドロップ。山本さんも出場していましたが2勝2敗でした。
スタンダードで開催。八十岡さんは7勝で2000ドル獲得。一方山本さんは「初日3回チャレンジして突破できず」、覚前さんは「ジャンドドラゴンを使い2勝で終了」とのこと。
12月発売のマジック専門誌「マナバーン」の対戦企画の収録。ブロック構築対決で、八十岡さんはオデッセイ・ブロックのクワイエット・ロアー、市川さんはテーロス・ブロックのナヤ・エルズペスを使用。
市川さんの使ったデッキは、プロツアー「ニクスへの旅」で自身がトップ4になったときと同じものです。
山本さんがRedBull Untapped stop3(計6回開催される国際予選のうち、日本時間開催の回)にイゼット天啓で出場。1日目を6-0-1で突破し、2日目は1-2で200ドル獲得という結果でした。
■チームメンバーへのマジック・アンケート
Q.『イニストラード:真夜中の狩り』で初手に取りたいレアは?
八十岡「そこまで抜けたカードがないので、特にない。上2人がやらなそうな色の強いレア。」
覚前「《トヴォラーの猟匠》ですね。環境的には赤白が1番強いと思ってるので、どちらかの色の強めのレアが出てくれたら嬉しいです!」
山本「《粗暴な聖戦士》。単色の強いカードで、白はやりたい色なので。」
市川「レア見渡したんですが、《病的な日和見主義者》が一番良いなと思いました(レアではない)。」
Q.『イニストラード:真紅の契り』のカードプレビューが出始めましたが、現時点での注目カードをあげてください。
山本「《マナ形成のヘルカイト》。イゼット天啓のサイドボードに入れてみたいです。」
八十岡「《真紅の花嫁、オリヴィア》。パッと見たときに使ってみたいと思った。」
市川「《悪魔の取り引き》。《悪魔の取り引き》を連打して、《弾けるドレイク》のサイズをすっごいことにしろ!(ヒストリック)」
覚前「《移り気な放火魔》は完全にカードパワー高すぎる印象です。個人的には、このカード4枚からデッキを組みたくなるくらい魅力的です!」
Q. 最近お気に入りのデッキは何ですか?
八十岡「マジック(特に構築戦)をしていないので、特になし。」
山本「RedBull Untappedで使用したイゼット天啓がお気に入りです。単純にデッキが強くて、プレイとカード選択の幅が広く、使っていて楽しいです。早く見せランドを抜いて《嵐削りの海岸》(『イニストラード:真紅の契り』で入る青赤スロウランド)にしたいです。」
覚前「クイックドラフトになりますが(笑)、AIが残り7人分ピックするので、常に赤白を決め打ちしています。(『イニストラード:真夜中の狩り』BO1)
《忌み者の火刑》《月皇の古参兵》《月の憤怒獣の切りつけ》はコモンのマークですがよく見ると神話レアなので、ピック時はまずレア→アンコとチェックしたあと、ピックに値するカードがなければこの3枚から選びます。
あとはマナカーブを埋めるようにカードを添えるだけで7勝です。《新生子の衝動》は2枚は入れたいです。
慣れてくると安定すると思います、ぜひ試してください!」
市川さんはデッキを3つ紹介してくれました。
パイオニア:4色変容(デッキはリンクから)
最高のデッキのパイオニア版、最高ですけど弱いです。
モダン:4色風景の変容(デッキはリンクから)
前からモダンにあったデッキなんですけど、《樹上の草食獣》が入ってキビキビ動いて気持ちいいです。
そんなに強くはないです。
ヒストリック:青白王神
最高のデッキのヒストリック版、最高ですけど弱いです。
4《平地》 2《島》 4《神聖なる泉》 4《連門の小道》 2《氷河の城砦》 2《イプヌの細流》 2《さびれた浜》 土地(20) 4《発明の天使》 クリーチャー(24) |
4《復元》 4《王神の贈り物》 2《航路の作成》 2《アズカンタの探索》 2《考慮》 2《信仰の繕い》 呪文(16) |
2《墓掘りの檻》 2《ドビンの拒否権》 1《神秘の論争》 2《ポータブル・ホール》 2《神の怒り》 1《ドミナリアの英雄、テフェリー》 1《神秘の論争》 2《スカイクレイブの亡霊》 2《ポータブル・ホール》 サイドボード(15) |
■おまけ:最近の1枚
※山本さんは体調を崩して寝込んでいて写真が間に合いませんでした。
八十岡「友達と4人で椅子買いに行った時の写真です。」
市川「食器棚買いました。」
覚前「最近ポーカーYoutuberを見ることにはまり、なぜかルールを覚えたため(笑)、社会見学としてポーカーをプレイしに行きました。
マジックでいうPPTQ(プロツアー予備予選)みたいなトーナメントに出場したのですが、ポーカー界隈でも勝つために一生懸命な人や純粋に楽しんでる人、いろいろな人が遊んでいて幸せな空間でした。
大会の結果のほうはお察しください(爆)。」
※写真はhttps://amucasi.jp/amusement/poker-live-osaka/から引用させていただきました。
モダン:デッキがみんな強いけどギリギリバランスを保っていて良い
レガシー:みんなラガバンデイズ(※)で良い
パウパー:統治者取り合う陣地取りゲームで良い