2023年・夏のTeam Cygamesだより
2023年5月から7月までの、Team Cygamesメンバーの近況をお届けするまとめ記事です。
マジックの制度変更に関する意見や、『エルドレインの森』に期待する点などを皆さんにお聞きしました。
■2023年夏振り返り
コロナ禍のタイミングのカードってやっぱりみんな持っていなくて、スタンダードのカードを揃えるのってたぶん一番大変なんですよね。
それらを心理的に揃えやすくする変更なので、これでまたスタンダードに人気が戻ってくれるといいですね。
おじさんとしてはやっぱりスタンダードが一番人気であってほしい!
自分としては従来通り2年サイクルのほうが良い気がします。
やはりいまだにプロツアーがある以上、新カードのお披露目の場として最新の環境、新たなカードの可能性を提示するという方針に価値があると思うからです。
ここ最近のレアリティの差でカードパワーを明確につけるという方針をやめて、コモンカードでもレアに対抗できるカードを多数出すことで、幅広い戦略をスタンダードでも取れるようにする方向性を推したいです。
《絶望招来》は反対、というかこんなもんすらなんとかできないのかというダサさがある。
サイクルのうち一色が禁止になるやつは嫌いです!
アグロが全体的に強いカードが作られなくなり環境から消滅→ミッドレンジ以降の勝負になると、どれも支配的な能力を持っているという認識です。
ですが《絶望招来》は色拘束がきつく使用デッキも限られていないので、禁止はやりすきだったと思います。
アーカイブはこちらから見ることができます。
https://www.twitch.tv/videos/1849572445(Part1)
https://www.twitch.tv/videos/1849573258(Part2)
八十岡さんはチャンピオンズカップファイナルには出場せず、1日目はモダンの「プレイヤーズコンベンションオープン」に参加したり、ステージイベントで「リアルモミールベーシック」をやったり。2日目も野良ドラフトに参加するなどして、楽しんでいたようです。
「リアルモミールベーシック」のステージで、インフルエンサーのともにゃんさんと対戦する八十岡さん。(※写真は【Magic: The Gathering】から引用させていただきました)
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マジック日本公式サイトに、市川さんのレポート記事(前編/後編)も掲載されていますのでご覧ください。
●市川さんの場合
(※デッキリストの非表示部分は《レンと六番/Wrenn and Six(MH1)》と《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》)
1日目のドラフトで強い赤黒が組めて3-0スタート。
逆に2日目のドラフトはつかず1-2、モダンは4色オムナスを使用して5-5で、最終順位は71位となりました。
プロツアーで毎回2日目に残り続けて累積ポイントを稼いだことが功を奏し、9月の世界選手権の権利を獲得できました!さらに次のシカゴと、その次のプロツアーの権利も確定です。
今回は10人ほどの調整チームでさまざまなデッキを試し、カスケードとラクドスに有利でミラーにも《隔離するタイタン/Sundering Titan(DST)》などが強いということで、4色オムナスを選びました。しかし蓋を開けてみると、トロンが予想以上に多かったり、リストの甘さが残っていたりしてあまり良いデッキ選択ではなかったという感触でした。
●八十岡さんの場合
(※デッキリストの非表示部分は《終止/Terminate(ARB)》《歴戦の紅蓮術士/Seasoned Pyromancer(MH1)》《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》)
市川さんと対称的に1日目のドラフトは卓全体のパックが弱く、「コモンの束」ができてしまい1-2スタート。
しかし2日目のドラフトは白黒タッチシェロブで2-1、モダンはラクドス想起で7-3で、最終順位は47位と上々の結果でした。
今年は調整をいかに理論だけでできるかという挑戦をしており、モダンはいかにブン回るかが大事なので、除去を極力減らしたラクドス想起というデッキ選択に。ただ脳内調整ではメインのブラッシュアップはできるものの、サイドボードは実際にやらないとわからないことが多くて難しい、という学びがありました。
八十岡さんはすでに世界選手権の権利を持っていますが、今回は追加で来期のプロツアー3回分の権利をゲットできました。
大会前夜にはプレイヤー向けのパーティがありました。
おしゃれだ… pic.twitter.com/3lwwFuC7CK
— ヤソ (@yaya3_) July 27, 2023
大会終了後も生ハム、パエリアなどで宴会。
生ハムとパエリア食って帰宅。 pic.twitter.com/BvA8gvn3oZ
— Yuuki Ichikawa (@serra2020) July 29, 2023
■チームメンバーへのマジック・アンケート
Q. 指輪物語の原作を読んだり、映画を見たりしたことはありますか?
覚前「ありません。」
山本「読んだことも見たこともありません!」
八十岡「全然ないです。」
市川「(映画を)見ようと思ってアマプラでダウンロードして飛行機に乗ったんですが気づいたらスペインでした。」
Q. 9月頭発売の『エルドレインの森』について質問です。(取材したタイミングでは)プレビュー記事以外の情報はほぼありませんが、期待する部分を教えてください。
八十岡「強いカード好きなので、禁止になったカードたちはだいたい好きでした。最近ミッドレンジに寄ってるので、アグロやコンボ寄りのカードが増えてほしいですね。」
市川「出来事は良いギミックだと思います、ただ前回は少し強すぎたのでさすがに下方修正されそう。
対抗色ミシュラも良いですね、基本的にマナフラッド受けになるシステムは大歓迎です!」
山本「出来事は面白くて強いカードも多かったので今回も期待しています。エルドレインといえば《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns(ELD)》。最近のプレインズウォーカーのカードレベルが抑えられすぎていると思うので、オーコレベルとまではいいませんが強いプレインズウォーカーが出てきてほしいです。」
覚前「出来事は良いシステムだと思います。1枚で2枚分の価値はさまざまなカードに可能性を与えるので好きですね。
あとは、墓地からスペルを唱えられるギミックを中心に期待したいですね!
個人的には変異システムが1番好きなので、こっそり取り入れてくれたら嬉しいなとも思ったりしています(笑)
1つのエキスパンションでスタンダードで使用されるカードの種類が3倍くらいになれば、より楽しめるんじゃないかと期待します。」
さて次の大会は、9月22-24日の世界選手権です。
出場する市川さんと八十岡さんには「目標や意気込み」を、山本さんと覚前さんにはお二人への応援メッセージを伺いました。
八十岡「トップ8で来年のワールドの権利もらえるのでそこが目標ですね。」
市川「世界選手権での優勝のみを目指して今シーズンを走ってきました。
優勝します。」
覚前「ヤソとせばちゃん、世界選手権出場おめでとう!
いつも通りの平常心と集中力できっと結果がついてくるはずなので楽しみにしておきます。
頑張ってね〜👍」
山本「八十岡さんが唯一持ってないタイトルのワールドチャンピオンを取れることに期待してます!市川さんはどうせ勝つと思うので適当に頑張ってください!」
■おまけ:最近の1枚
山本「健康に気を付けようシリーズ、プロテインに続く第二弾。飲み始めたら、心なしか二日酔いが軽くなりました。」
覚前「昔マジックやってた時の友達と久しぶりに会う機会があったので、その時のグループ数人で集まって温泉行ったりちょこっと観光行ったりと楽しんできた時の写真です!」
八十岡「バルセロナ凱旋門にふらっと観光してきました。」
市川「フォアグラステーキ。
はじめて食べたんですけど美味かったです。
肉と脂とパン(炭水化物)、実質ラーメン二郎です。」