ヤソのカードレビュー『マジック:ザ・ギャザリング —— FINAL FANTASY』
皆さんお久しぶりです。八十岡です。
今回は『マジック:ザ・ギャザリング —— FINAL FANTASY』のカードレビューになります。よろしくお願いします。
みなさんの好きなFINAL FANTASYのナンバリングはいくつでしょうか?
自分は間違いなくⅦで、中学1年生のころにやっていろいろ衝撃的でした。スーパーファミコンとプレイステーションの差は凄まじかったですね。マテリアを全部育てたり、「てきのわざ」をコンプリートしたり、ゴールドソーサーで遊び倒したのを覚えています。
もちろん少し前に出たFFⅦリメイクとFFⅦリバースも買いましたし、なんならそのためだけにPS4とPS5も購入したので、めっちゃ高いゲームでした。
ちなみにナンバリング以外も入れていいなら、ファイナルファンタジータクティクスが一番好きです。ディープダンジョンなどやりこみ要素はほぼやったと思います。
今年の9月30日にリメイク版が出るとのことなので、今からとても楽しみです。
余談ですが「表示は0%だが、実は小数点以下で判定が存在する」という嘘に騙されて、1週間ぐらいPSをつけっぱなしにしてエルムドアから源氏装備を盗もうと頑張っていました。今でも恨んでいます。
FFの思い出話はこれぐらいにして、カードレビューに行きたいと思います。
今回は『MTGアリーナ』でFF&ファウンデーションズ限定構築、リアルではFF限定構築のイベントがあるので、そちら目線でも少し見てみようと思います。
よろしくお願いします。
●『マジック:ザ・ギャザリング —— FINAL FANTASY』注目カード
まずはこのカードから。
4ターン目以降タップインとなるデメリットを持っていますが、無色も出せる《マナの合流点》。エスパーピクシーやジェスカイ眼魔のようなマナベースの弱かったデッキでは間違いなく使われるでしょう。
《始まりの町》はファストランドと違って、「3枚以下なら」ではなく「3ターン目までなら」なので、土地が止まって4ターン目に引いてもタップインになるので気をつけましょう。
FFのキャラクターで一番有名といっても過言ではないクラウドと、その愛剣のバスターソードが両方とも神話レアで収録。
《ミッドガルの傭兵、クラウド》は、シングルシンボルならかなり使ったのに惜しいと思いました。ただ頑張って使うだけの強さはあるので、どれぐらい使われるかは楽しみです。
限定構築ではFFの世界だけあって持ってこられる装備品はたくさんありますし、「ジョブ選択」持ちの装備を持ってくる動きも強いと思います。
《バスターソード》は昔の剣シリーズを彷彿とさせてくれますね。さすがに通ったらかなり強力な効果なので、限定構築ではもちろんスタンダードでも結構強いんじゃないかと思っています。
普通に赤単に入れてハツカネズミに《バスターソード》を装備させたり、装備に寄せたデッキで2ターン目《アラミゴの猛牛、ラウバーン》から3ターン目アタックして装備など、クリーチャーデッキだったら選択肢にあがる1枚かと思います。
余談ですが、ザックスと大して相性が良くないのは悲しかったです。
FF最強召喚獣の2体、ナイツオブラウンドとバハムート。
《召喚:ナイツオブラウンド》は効果が終わるまでの長さまで再現されていていいですね。(演出に1分40秒ぐらいかかる)
両方ともかなりコストが重いので通常キャストはかなり厳しいですが、エンチャントでもクリーチャーでもあるので《ゾンビ化》などのリアニメイトでも、《アブエロの覚醒》や《スピラの希望、ユウナ》などのエンチャントリアニでも、どちらでもいけるのでかなり釣りがいがある2枚です。
限定構築では《幻獣との交わり》や《簒奪者、アーデン》なども入れたアブザンリアニはかなり強そうです。
だいたいのタイトルで最強魔法の立ち位置で出てくることが多いものの、実際はそこまで使わない“究極の攻撃魔法”アルテマ。(そもそも覚えないタイトルもある)
ただこの《古代魔法「アルテマ」》はその名に恥じない効果で、ターンが終了するというデメリットを持つかのように見せかけ、実際は死亡誘発などをすべて無視できるメリットを持った、クリーチャーとアーティファクトを全除去できる魔法です。
スタンダードでは《コーリ鋼の短刀》が暴れていますが、その解答として機能してくれるでしょう。
ギルガメッシュといえば、シドの次に登場回数が多いと思われるキャラクター。いろいろな武器を持っているイメージがあるので、能力もその再現なのかと思います。
6コストと重いですが、速攻がつけばいきなり勝つ可能性もあるカードなので頑張って使ってみたいですね。
限定構築で《火のクリスタル》から5ターン目に《親衛隊長、ギルガメッシュ》を出して、《源氏の小手》装備からの1ショットデッキは試してみたいですね。
《アルテマウェポン》&《源氏の小手》といった夢の装備も可能なので、いろいろ楽しめそうな1枚です。
やはりⅨといったらビビなんでしょうかね? 主人公やヒロインを押しのけて《迷える黒魔道士、ビビ》が神話レアで登場。発売前から話題になるぐらいの今回のトップレアです。
一度動き出すと相当ヤバイ動きをするので、3ターン目のマスト除去クリーチャーです。
とはいえ《喉首狙い》だけではなく、《逃げ場なし》や《稲妻の一撃》などの2コスト除去すべて当たるので、実際どれぐらい活躍するのかは未知数ですね。こういう“除去られなきゃ強い”系のクリーチャーの評価はとても難しいです。プロツアーで本当に活躍するのかは楽しみです。
FFラスボス界でもトップクラスにラスボス感がないケフカ。ただセフィロスと同じぐらい印象深いキャラクターではあるので、ラスボス感がないのは序盤からストーリーに絡んでくるからなのか、単純に言動の問題からなのか?
ちなみに《人造魔導士、ケフカ》の能力のほうは、お互いディスカード&自分だけだいたい2ドローとまぁまぁ強いです。(変身効果はよく読んだら土地も生け贄にできるのでほぼおまけです。)
ジェスカイのシィコ、グリクシスのケフカといったところでしょうか。もし4コストだったら新しいデッキができるぐらい強かったので、少し残念です。
ただ限定構築ではグリクシスコントロールを作ってみたいと思うぐらいには強いので、少し期待しています。
FF16からは、主人公のクライヴではなく弟のジョシュアをピックアップさせてもらいます。
3マナ3/4とスタッツも良く、変身効果もかなり強いのでジェスカイ眼魔にはすんなり入るのではと思っています。またマルドゥリアニなどにも使えそうですし、自身の効果で6コストまではリアニメイトできるので、かなり使い勝手のいいカードだと思います。
トルガルが赤のマナクリだったら、《イフリートのドミナント、クライヴ》《フェニックスのドミナント、ジョシュア》《盟友、トルガル》ついでに《バハムートのドミナント、ディオン》とわかりやすく一緒に使えたのになーと思いました。
今回のプレビューはここまでになります。
来週にはプロツアー『ファイナルファンタジー』、再来週はスポットライトシリーズ千葉や『MTGアリーナ』でのジャパンオープンと、イベント目白押しなのでいろいろ盛り上がっていってほしいですね。
では次の『久遠の終端』でお会いしましょう。
ではでは。