【2019MC1】番外編:グランプリ・クリーブランド結果【Day3】
今回のミシックチャンピオンシップからは、グランプリが併催されるようになっているというのも記しておくべきだろう。
ミシックチャンピオンシップが金曜から開催なのに対し、グランプリは土曜からなので、もしミシックチャンピオンシップで3勝5敗以下の成績で初日敗退してしまった場合、そのままグランプリに出ることが可能となるのである。
もちろんプロポイントの廃止が決定している現在、トッププロたちにとってグランプリに出場することにそれほど意味があるわけではないが、無聊を慰めることくらいはできるだろう。
グランプリ・クリーブランドのフォーマットは『ラヴニカの献身』シールド (初日)+ドラフト (2日目)。
2日目はミシックチャンピオンシップのために練習してきたフォーマットでもある。
Team Cygamesからは、残念ながらミシックチャンピオンシップでは初日敗退となった山本・渡辺・覚前が出場した。はたしてその結果やいかに。
● 山本 賢太郎 初日シールド4勝3敗(途中棄権)
併設GPは1-3ドロップ😇もうおらはラスベガスに行くずら
— Kentaro Yamamoto (@syrup19) 2019年2月24日
● 渡辺 雄也 初日シールド6勝3敗 2日目ドラフト1勝3敗(途中棄権)
全体的にめっちゃ下ブレた大会でした。2ndドラフトでは宇宙強いデッキが組めたんですが、マリガンの占術と《予見のスフィンクス/Sphinx of Foresight(RNA)》の能力で4枚下に送ったのに土地を引けなくて事故で死亡。やむなし、これもマジック。
MF2日目の1stポッド。3敗やし誰も居ないだろと思ったらMPLプレイヤーが他にも居て草 pic.twitter.com/nRtIVzes4f — 渡辺雄也/Yuuya Watanabe (@nabe1218) 2019年2月24日
● 覚前 輝也 初日シールド8勝1敗 2日目ドラフト2勝4敗
3回戦
5枚めくりでクリーチャーめくれずそれが響いて負け😱😱
2-1
2nd ドラフト3-0縛り 頑張ります💪 pic.twitter.com/nvcld44J1N
— 覚前輝也/Teruya Kakumae (@fushiginokunin5) 2019年2月24日
五大湖の一つであるエリー湖に臨む極寒の地、クリーブランドでの戦いは終了した。
今回の大敗北を受け、プロツアー・チームシリーズでのMusashiの順位も7位にまで後退し、決勝ラウンド進出に黄信号が灯っている状況だ。
市川 ユウキにとっては、チームシリーズの決勝ラウンド進出が今シーズン4つ目のプロツアーにあたる7月末のミシックチャンピオンシップ in バルセロナの出場権利獲得のための条件となっているため、チームシリーズの予選最後となる次回のミシックチャンピオンシップが正念場となる。
次のミシックチャンピオンシップは4月末のロンドン。フォーマットはモダン。
前回のプロツアー『イクサランの相克』では《虚ろな者/Hollow One(HOU)》をチームデッキとして持ち込み、大成功を収めたフォーマットだ。
3日目の夜にはTeam Cygamesと一緒に調整に参加しているメンバーたちによる反省会が開かれ、今回の失敗を踏まえてどのような調整の方法をとるべきかについて、活発な議論が交わされていた。
敗北を謙虚に受け入れつつ、次なる勝利への糧とするために。
そこには確かに、世界と戦うカードゲームのトッププロチームの姿があった。
きっと次のミシックチャンピオンシップでは、Team Cygames無双を見せつけてくれるに違いない。