2024年・秋のTeam Cygamesだより
2024年8月から2024年10月までの、Team Cygamesメンバーの近況をお届けするまとめ記事です。この間に2つの新セットが発売されて環境が大きく変わり、プレイヤーズコンベンション静岡2024と、世界選手権がありました。
■2024年秋振り返り
市川さんはゴルガリミッドレンジで参加。《亭主の才能》と《裏切りの棘、ヴラスカ》のコンボは決まれば必勝の「実質双子」で、初日9勝0敗の1位突破!
ですが、初日の成績は2日目(64人によるシングルエリミネーション)に引き継がれず、市川さんは残念ながら初戦のフィーチャーマッチで敗北してしまいました。
一方、八十岡さんはデッキを作る時間がなくて「そのへんに落ちてたデッキ」ことラクドストカゲで参加。
2日目のフィーチャーマッチではトカゲのぶんまわりで勝ち、「アグロを使うヤソ」の姿に視聴者も盛り上がっていました。最終成績はトップ8。
市川さんは2日目に、平山怜さん、行弘賢さんとチームを組んで参加。「誰がテイカーかを決める」というコンセプトでしたが、結果的には市川さんが一番負けました。
八十岡さんは解説をつとめました。
このイベント時に収録された動画「ギリギリ初手セブン!ピー音連発!NGギリギリ攻めた質問に日本人初PT王者と殿堂プレイヤーが答えます!」では、八十岡さんが黒田正城さんと一緒にいろいろな「やばめ」の質問に答えています。
お酒以外も色々ご馳走になってホテルに。楽しい1日だった。
招待してくれたカードキングダムイオンタウン周南店さんありがとうございました。山口はいい所でした。 pic.twitter.com/6M7CUXNSrY— ヤソ (@yaya3_) August 25, 2024
(写真は「マジック大戦祭TOKYO GO!GO!マジック:ザ・ギャザリング」から引用)
お招き頂きありがとうございました大会、飲みどちらも大盛り上がりで楽しかったです新潟のMtGと #gattanewgames の発展を応援‼️ https://t.co/vjLjlebEK1 — Yuuki Ichikawa (@serra2020) September 15, 2024
今回は場所、というか人ですね。大会中も、大会終了後の打ち上げもいろいろな人に話しかけられてすごい楽しかったです。
次の日に水戸のプレミアム予選に行ってしまったので、新潟自体はあまり観光できてません。次はゆっくり見て廻りたいですね!
また、覚前さんはショップでプレリリースに参加し、青緑で2-0-1(普通に引き分けました)とのことでした。
抜けなかったらプレイヤーズコンベンションでは初日レガシー、二日目モダンの予定でデッキも用意していました。
レガシーのほうは年に一回のエターナルウィークエンドということで、むしろ結構楽しみにしていました。
ラストチャンス予選の感想ではないですが、エリア予選は想像より大変でしたね。
限られた日程の中に予選が詰め込まれていて、手持ちの選択肢が潰れた(勝算が薄く感じられた)場合他の選択肢を吟味する時間がないんですよね。
3連休3連戦でデッキを変えるのはなかなかに難しい選択だと思います。
そのため週末までに択をどれだけ作れるかみたいな作業でもあるなと感じました。
とか言いつつ、今回のモダンのエリア予選はほぼエネルギーデッキ一本ですけどね、改善は出来ていません。
一方八十岡さんは、「めっちゃ好きだけどリアルで全く回してない」というイゼットフェニックスで参加して、最終成績は22位(8勝4敗ですが、最後の試合はプロツアーに行きたいという渡邉崇憲さんに勝利を譲っています)。
今回もインタビュー記事の「八十岡 翔太のマジック:ザ・ギャザリング解説 ~メタゲームの正体~」が注目されました。八十岡さんの記事は普遍的な内容が多いからか、マジック以外のTCGプレイヤーにもよく読まれているという話です。
配信での突発パック剥き企画に呼ばれ、出たカードにサインをして視聴者プレゼントにしました。
(写真は「Magic: The Gathering」より引用)
ドラフトが面白い環境とのことで、山本さんはアリーナ・オープン以外にも参加してプレイインを抜けた報告をしていました。
ダスクモーン面白すぎるからプレイイン特攻して4回目で神プール引けて抜け。粉砕コースターのサンダーボルト感すごい。 pic.twitter.com/7K3zNOiggS
— Kentaro Yamamoto (@syrup19) October 18, 2024
ちなみにその後の予選ウィークエンドについて伺ったところ、「微妙な青白を組んで3-3で終了しました。まとまってはいたんですがレアが無かったので駄目駄目でした。」とのことでした。
コモンにもそういうカードがたくさんあるため、今までのドラフトと感覚が変わってしまったと感じるところがありました。
1番の大きな変化は、除去の価値が下がったことです。盤面にたくさんパーマネントを並べ合うことが多く、部屋や兆候のおかげでお互いに呪文の息切れがなかなか起きません。
除去は強いカードですがアドバンテージを取れるわけではないので、こういう環境では評価が落ちてしまいます。
逆に装備品みたいな置物系のカードが強くなる傾向があり、環境的にもアーティファクトにさわれる除去がないので、コモンのベストカードは《光霊灯》に1票入れたいと思います。
フォーマットはドラフトとスタンダードで、八十岡さんは青白眼魔を使用。後手1ターン目に土地を置かず、眼魔をディスカードして勝った試合がネットで評判になりました。最後までトップ8の目がありましたが、2日目の最終戦に惜しくも敗れ、15位でした。それでも賞金17000ドル(約260万円)を獲得です。
市川さんは解説をつとめました。
下振れを引いたのはありますが、別に欲張らず《航路の作成》撃ってリソース差勝負しにいけばよかったと反省。
■チームメンバーへのマジック・アンケート
Q. 『ファウンデーションズ』の注目カードは?
覚前:《忘れ去られし伝承のスフィンクス》
アグロデッキからコントロールデッキまで、このカードからデッキを考えたい、そう思わせてくれる1枚です。
むしろ強すぎる気がするので、新しい環境でどれだけ使われるのか楽しみです。
山本:《上げ潮、キオーラ》
ルーターできて、3マナで、いずれはマスト除去になる、ってもうそれ実質《鏡割りの寓話》!
市川:《ラノワールのエルフ》
正直まだ全部見てないんですが《ラノワールのエルフ》は環境を変える1枚だと思います。
八十岡:《魂石の聖域》
結構《隠れ石》使っていたので、完全上位互換の《魂石の聖域》には期待してます。
■おまけ:最近の1枚
市川:
https://www.youtube.com/watch?v=yGysfFxTrLE&list=PLWSC6OHatntS-hBr1vyH8ul4C9r_fWMyy&index=11
写真ではないですが、最近カートゥーン ネットワーク公式で「おくびょうなカーレッジくん」が配信されていて、よく観てます!
懐かしいし可愛いしでオススメです。
山本:アリーナオープン第1ドラフト3-1した赤白。MVPは2枚入ってる《ジャンプスケア》。
覚前:コーヒーが好きでよく飲むのですがお供にするお菓子を今まで決められませんでした。
真剣に考えた時にロータスのビスケット以外に考えられなかったので、これから大会に行く時にも常備する事に決めました♪
ラッキーアイテムになりますように。
6人くらい出る人がいたのでダイスロールで。
このチームモダンはナドゥ一強のタイミングだったので、逆にチーム戦のほうがバランスが取れて面白かったです。
ナドゥ以外にも2つデッキを用意しなければいけないですからね。